冬の新千歳空港空港でのデアイシング作業は必見です。

デアイシング作業で翼の上の氷と雪を除去します。

オスロ国際空港、ストックホルム国際空港と言った緯度の高い雪氷圏の国々の空港では、デアイシングと言う翼に積もった雪や氷を除去する作業を離陸前に行います。日本の空港では新千歳空港でも行なっていて、2010年からは滑走路南端に専用のデアイシングエリアを設けてより、そのデアイシング作業能力が大幅にアップしました。専用エリア新設以前は搭乗口付近のエプロン内で行なっていましたが、この専用エリアの新設によって大幅に航空機の遅延が減る効果がありました。これまでデアイシング時に散布した融雪剤の有効時間内に離陸出来なく、翼に雪が再付着した場合は再度デアイシング作業の為にエプロン迄機体を移動しなければいけなく、再作業と移動時間が多く掛かっていました。

滑走路付近での再作業で離陸迄の時間が短縮されました。

2010年に滑走路南端に専用エリアが新設されてから、再び離陸する迄の距離が約5キロあった物が約半分以下の距離に短縮されました。これにより融雪剤を再散布してから再び滑走路に戻る迄の時間が短縮された事により、離陸待ちの航空機が順番待ちする機数が減り新千歳空港全体の雪により遅延が便数で年間平均40便程度の遅延が2012年で約半分の17便まで減りました。1便あたりの平均48分の時短効果があったと国土交通相北海道開発局は発表しています。雪による遅延は当該乗客の方にとっては気が気で無い事です。しかし折角の旅行、その様な時には世界レベルの雪氷除去作業を空港又は機内から眺めて自己のトリビアにする余裕が旅をもっと楽しくする要因になります。